muk3D AUTONIKKOR-M
muk3Dプリントプロジェクト
一般的なNikon Fマウントアダプターでは、深い絞りリングスカートがマウント内部に干渉し、レンズを奥まで装着できない場合があります。
このアダプターは、その深いスカートを避けるため、ロック機構を通常とは異なる位置から操作できるよう設計しています。
(ミラーアップ専用のNIKKOR-O 2.1cm f4対応版も作りました。詳細は下の方に書いてます。)





マウントの外径のまま作っているの絞りの被さりが深くてもレンズが装着できます。
(写真のレンズは、特殊なオートニッコールではありません。)



各メーカのミラーレスマウントにMマウントアダプターを介して装着できます。
他の各メーカーのミラーレス機でも、Mマウントアダプターと組み合わせることで装着できます。
Mマウントを汎用マウントと見立てております。
装着の方法

まずロックレバーが下に下がっている事を確認してください。

アダプターにあるこのマークの場所に、レンズの指標をあわせて、差し込んでください。↓


入りずらい場合は、カタカタしながら軽く押し込んでください。
時計と反対回りに止まるまで回してください。↓


アダプターのロックのレバーを持ち上げてください。

ロックのレバーのネジを止めます。

初期オートニッコール用対応の普通のFマウントアダプターですので、
他のFマウントレンズも装着出来ますが、
重量のあるズームや長玉、明るいレンズは強度が持ちません。金属アダプターを使ってください。
素材:ABS樹脂
製法:3Dプリンターでの出力(機種ZORTRAXポーランド製)
自家製3Dプリントプロジェクトとは、3Dプリンターで出力した成果物を商品とする実験的な販売です。商品はご注文を受けてからの製造となります。
素材はABSというプラスチック樹脂です。精度はそこそこ出ていますが、仕上げという意味では3Dプリンター出力の仕上がりです。プリントの向きによりきれいな面と荒れた面があります。プラモ作成など腕に自信のあるお客様は仕上げにチャレンジするのも良いかと思います。
ABS、素材に粘りがあり強度もあります。出力精度の高いZ-ABS v2という素材を使用しています。
Mマウント部分は金属のフランジをを使用しております。
金属とABS樹脂のハイブリット構造です。
大量生産の製品ではないのであまり安くは作れませんが、1個から製造することが出来るのでニッチな商品を提供することが出来ます。
樹脂の部品のみ作れますので、修理の対応が出来ます。
muk3D AUTONIKKOR-M
価格8800円(税込み)
送料込みです。
受注生産となります。お送りするまで少しお時間を頂きます。発送までの目安は2,3日です。
よろしくお願いいたします。
お取引はメールでのご連絡でとなります。
こちらにご連絡ください:kosuge@muk-cs.com muk 小菅
(メアドをクリックすると新規メールの作成画面が現れます。)
お取引方法の説明はこちら→お取引方法
ストアーズのネットショップに対応しました。
ご利用ください。(ショッピンカート中で英語表示になりますが、日本語に切り替え出来ます。
(銀行口座お振込みの場合はメールでのご注文のほうがスムーズです)

NIKKOR-O 2.1cm f4に対応したアダプターも作っています。
muk3D AUTONIKKOR21-M
価格8800円(税込み)
送料込みです。
受注生産となります。お送りするまで少しお時間を頂きます。発送までの目安は2,3日です。
よろしくお願いいたします。
お取引はメールでのご連絡でとなります。
こちらにご連絡ください:kosuge@muk-cs.com muk 小菅
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ストアーズのネットショップに対応しました。
ご利用ください。(ショッピンカート中で英語表示になりますが、日本語に切り替え出来ます。
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NIKKOR-O 2.1cm f4対応は危険要注意です↓
まずはアダプターとレンズの装着方法から説明します。
事前にレンズを装着出る用にセットします。
このレンズは普通のFマウントレンズとは違い、
マウントをレンズのリングで締め付ける様になってます。
マウント内側にピントの決め位置の固定があります。



↑この位置に指標とリングにある黒い点を合わせます。
指標は白い線で丸い頭が付いている所です。
後ろ玉やピントに位置決めの位置を確認してください。


アダプターのロックの部品を押し下げます。
アダプターのこのマークの位置にマウントのマークをあわせて差し込みます。
リングの黒い点を確認してください。

リングを時計と逆回転の方向に回し切ってください。
指標の位置は斜めの位置です。確認してください。

アダプターのロックを押し上げて、ネジで止めてください。

※注意1
ここで問題です。
これでMマウントになりましたが、これではセット出来ません。
後ろ玉が横長の形になっており、このままバヨネットに合わせて斜めに差し込もうしても、
後ろ玉がシャッターの構造の長方形の縁に当たってしまいマウントには入りません。



上記のこのレンズ固有の装着方法は、後玉部を回転させない様にマウントにセットするための仕組みでした。
ですので、アダプターをあらかじめカメラに装着して、あとからレンズを装着する必要があります。
※注意2
さらに危険なのは外す時です。
うっかり、カメラのバヨネットやMマウントのバヨネットで回転させてしまうと、カメラ内部に当てて捻ってしまうため、カメラを壊すかもしれません。
外すときは後玉が見えて無いだけに、うっかりやってしまいそうで怖いです。
ヘリコイド付きアダプターを伸ばした状態で着脱すればカワせる可能性もあるかもしれませんがなんとも言えません。
※注意3
さらに危険な致命的問題があります。
後ろ玉の出方が尋常じゃありません。

Mマウントから後玉のガードまで22ミリほどあります。
手持ちのα7IIでは、シャッターに当たりました。
フィルムカメラとデジタルでは、シャッターの位置が違います。
どの機種がどんな位置にシャッターがあるのか、微妙な距離はわからないのです。
手持ちのカメラで試したところ、
fpは論外でだめです。マウントとセンサーの間にフィルターが入っております。
NIKON Z50IIは、APS-Cの枠に入らずだめでした。
LUMIX S1はマウントに収まりましたがシャッターに当たります。
ライカMモノクローム246
Mマウントで回転してセット出来ましたが、怖くてシャッターを切れません。

まだオーダーを頂いたお客さんにまだ渡してないのですが、シャッターが切れるカメラは限られると思います。


NIKKOR-O 2.1cm f4対応のご注文の場合はそう書き添えてください。
作成あとがき
お客さんのご依頼でNIKKOR-O 2.1cm f4にチャレンジしました。
貴重なレンズをお預けいただきありがとうございました。



僕も元々ニコンFマウントのマニュアルレンズが大好きで、NIKKOR-O 2.1cm f4は昔から気になるレンズでした。雑誌でしか見たことがなく、当時は写真家さんの作品をみて憧れてました。
お借りした現物を見てみると思っていたよりずっと小振りなレンズでした。
初期オートニッコール用のアダプターは以前から作っておりました。
マウントアダプターのリングを回して締め付けてロックする方式で作っていました。
普段のアダプター作りでは、横から杭を打ち込むスタイルでロック作っていたのですが、
絞りリングの被さりが深い初期オートニッコールレンズでは、真横からアプローチが出来ないので、リングで回して固定する方式に作ってましたが、今回21ミリ対応には向いていないので、作り直しました。

↑以前までのバージョン。
今回、そのアダプターで21ミリで入らないとの事でレンズをお預かりしたのですが、
手に取ると普通のFマウントとは全然違うので驚きました。
マウント内にピント位置を決める留め具が付いているのです。
そう言えばニコンFのマウントの中に黒いのが付いていたなと思い出しならが現物を見てみました。
マウント内に黒い部品がありました。NIKON Fです。

ニコマートにもありました。

F3は無いです。

今までのリング式アダプターではこの決め位置が隠れてしますので装着はできません。
少し寸法をいじれば装着出来るだろうと軽く考えていたのですが、これでは作り直すしかありません。
でも、真横からのロックの杭を入れられないので、どうするか。
斜めにロックの杭を入れる。
下からロックの杭を入れる。
斜めの案で試作してみたのですが、どうもしっくりこないので没にしました。
下からロックの杭を入れる方式に決定です。
前に作ったアダプターで寸法が出来ているのその図面を直しながら作りました。
それが中々苦労しました。試作が山になってます。
これでは、一から作ったほうが早かったかも。
このレンズの複雑さにはアダプタの設計では「あれっ、あれれ?」と振り回されました。
指標の位置が斜めなのも混乱する原因でした。
普通のオートニッコールと共用で作ろうしていたのですが、
マウントのキツさ0.01みりの寸法で違うマウントになりました。
普通のレンズでセットする時の抵抗が、21ミリだと掴むところが無いので、固くて回せないのです。
21ミリは0.01緩めたアダプターです。
本来のカメラ本体では、バヨネットの裏にテンションスプリング装備されておりバヨネットを押さえています。
3Dプリンターのアダプターではテンションスプリングの代わりに、素材の弾力を利用してバヨネットのテンションを調整しています。
レンズ現物によってはキツかったり、緩めだったりもするのですが、キツくても力で回せばガタが無いので丈夫なアダプターが出来上がります。
3dCADの寸法で0.01差で共用出来なかったのはちょっと悔しい思いです。
そんな調整で試作の山が出来るのです。
出来上がりましたが、お客さんのカメラでシャッターが切れるか心配です。
どんなレンズなのかじっくり研究させていただきました。
元々ニコン好きであるので、
ニコンFマウントでありながらの複雑なリング機構はメカ的にも楽しく勉強させてただきました。







2026/4/1
お客様より無事装着されたご報告をいただきました。

↑Leica M EV1とNIKKOR-O 2.1cm f4

↑Leica M3とNIKKOR-O 2.1cm f4
ありがとうございました。
muk 小菅宗信
English Information
Special Nikon F Auto Nikkor Lens to Leica M Mount Adapter
At first glance, this may look like an ordinary Nikon F to Leica M mount adapter. However, it was specifically designed for early Auto Nikkor lenses with a deep aperture-ring skirt, which cannot be mounted on many conventional Nikon F adapters.
The adapter also has a special version for the rare NIKKOR-O 2.1cm f/4, one of Nikon's early ultra-wide-angle lenses.
The deep aperture-ring skirt of some early Auto Nikkor lenses extends farther over the camera mount than later Nikon F lenses. Because of this, a conventional adapter with a locking mechanism approaching the mount from the side cannot be used.
For this adapter, the locking mechanism was redesigned to approach the lens mount from underneath. The adapter was developed through repeated 3D-printed prototypes and careful testing with the actual lenses.
The NIKKOR-O 2.1cm f/4 required further modifications. Its mount has a unique internal positioning mechanism and an unusually deep rear element. The adapter therefore had to be redesigned so that the lens could be mounted without interfering with these parts.
The fit of the 2.1cm version was also adjusted by approximately 0.01 mm compared with the standard version. The original Nikon camera uses a spring mechanism to apply tension to the bayonet. In the 3D-printed adapter, the elasticity of the material itself is used to provide the necessary bayonet tension.
This adapter is therefore not simply a Nikon F to Leica M conversion. It is a specialized adapter designed around the mechanical characteristics of specific early Nikon lenses.
The Leica M mount is used as an intermediate mount, allowing these Nikon lenses to be used on other mirrorless cameras with an appropriate Leica M adapter.
Mount: Early Nikon F Auto Nikkor → Leica M
Special version: NIKKOR-O 2.1cm f/4
Material: ABS / metal
Manufacturing: 3D printing
Made in: Japan
Manufacturer: muk camera service
This is a made-to-order product. Because the design is optimized for specific Nikon lenses, please specify the exact lens model when ordering.
Important: The NIKKOR-O 2.1cm f/4 has an unusually deep rear element. Compatibility with a particular camera must be checked carefully before use. The lens may interfere with the shutter or internal components of some digital cameras.
muk camera service specializes in rare and unusual lens mount adapters, including adapters for historical Nikon lenses that require special mechanical consideration.
For Nikon F enthusiasts looking for an adapter for a rare or unusual Nikkor lens, please contact muk camera service.
International orders are welcome.
Online Shop
This adapter is also available through the muk3D Print Project online shop on STORES.
Please visit the shop page for the current price, availability and ordering information.
muk3D Print Project — STORES Online Shop
If you have any questions about compatibility or a rare lens mount, please contact muk camera service.
muk camera service, Japan
muk 小菅
NIKKOR-O 2.1cm f/4 → Leica M Mount Adapter
For the Nikon F-mount 21mm NIKKOR-O 2.1cm f/4
Designed specifically for the unique locking mechanism of this lens.
muk3Dプリントプロジェクト
NIKKOR-S Auto 5cm F2(9枚絞り)対応 絞りリングの被さりが深い初期オートニッコール用 Mマウントアダプターです
一般的なNikon Fマウントアダプターでは、深い絞りリングスカートがマウント内部に干渉し、レンズを奥まで装着できない場合があります。
このアダプターは、その深いスカートを避けるため、ロック機構を通常とは異なる位置から操作できるよう設計しています。
(ミラーアップ専用のNIKKOR-O 2.1cm f4対応版も作りました。詳細は下の方に書いてます。)





マウントの外径のまま作っているの絞りの被さりが深くてもレンズが装着できます。
(写真のレンズは、特殊なオートニッコールではありません。)



各メーカのミラーレスマウントにMマウントアダプターを介して装着できます。
他の各メーカーのミラーレス機でも、Mマウントアダプターと組み合わせることで装着できます。
Mマウントを汎用マウントと見立てております。
装着の方法

まずロックレバーが下に下がっている事を確認してください。

アダプターにあるこのマークの場所に、レンズの指標をあわせて、差し込んでください。↓


入りずらい場合は、カタカタしながら軽く押し込んでください。
時計と反対回りに止まるまで回してください。↓


アダプターのロックのレバーを持ち上げてください。

ロックのレバーのネジを止めます。

初期オートニッコール用対応の普通のFマウントアダプターですので、
他のFマウントレンズも装着出来ますが、
重量のあるズームや長玉、明るいレンズは強度が持ちません。金属アダプターを使ってください。
素材:ABS樹脂
製法:3Dプリンターでの出力(機種ZORTRAXポーランド製)
自家製3Dプリントプロジェクトとは、3Dプリンターで出力した成果物を商品とする実験的な販売です。商品はご注文を受けてからの製造となります。
素材はABSというプラスチック樹脂です。精度はそこそこ出ていますが、仕上げという意味では3Dプリンター出力の仕上がりです。プリントの向きによりきれいな面と荒れた面があります。プラモ作成など腕に自信のあるお客様は仕上げにチャレンジするのも良いかと思います。
ABS、素材に粘りがあり強度もあります。出力精度の高いZ-ABS v2という素材を使用しています。
Mマウント部分は金属のフランジをを使用しております。
金属とABS樹脂のハイブリット構造です。
大量生産の製品ではないのであまり安くは作れませんが、1個から製造することが出来るのでニッチな商品を提供することが出来ます。
樹脂の部品のみ作れますので、修理の対応が出来ます。
muk3D AUTONIKKOR-M
価格8800円(税込み)
送料込みです。
受注生産となります。お送りするまで少しお時間を頂きます。発送までの目安は2,3日です。
よろしくお願いいたします。
お取引はメールでのご連絡でとなります。
こちらにご連絡ください:kosuge@muk-cs.com muk 小菅
(メアドをクリックすると新規メールの作成画面が現れます。)
お取引方法の説明はこちら→お取引方法
ストアーズのネットショップに対応しました。
ご利用ください。(ショッピンカート中で英語表示になりますが、日本語に切り替え出来ます。
(銀行口座お振込みの場合はメールでのご注文のほうがスムーズです)
NIKKOR-O 2.1cm f4対応について

NIKKOR-O 2.1cm f4に対応したアダプターも作っています。
muk3D AUTONIKKOR21-M
価格8800円(税込み)
送料込みです。
受注生産となります。お送りするまで少しお時間を頂きます。発送までの目安は2,3日です。
よろしくお願いいたします。
お取引はメールでのご連絡でとなります。
こちらにご連絡ください:kosuge@muk-cs.com muk 小菅
(メアドをクリックすると新規メールの作成画面が現れます。)
ストアーズのネットショップに対応しました。
ご利用ください。(ショッピンカート中で英語表示になりますが、日本語に切り替え出来ます。
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NIKKOR-O 2.1cm f4対応は危険要注意です↓
まずはアダプターとレンズの装着方法から説明します。
事前にレンズを装着出る用にセットします。
このレンズは普通のFマウントレンズとは違い、
マウントをレンズのリングで締め付ける様になってます。
マウント内側にピントの決め位置の固定があります。



↑この位置に指標とリングにある黒い点を合わせます。
指標は白い線で丸い頭が付いている所です。
後ろ玉やピントに位置決めの位置を確認してください。


アダプターのロックの部品を押し下げます。
アダプターのこのマークの位置にマウントのマークをあわせて差し込みます。
リングの黒い点を確認してください。

リングを時計と逆回転の方向に回し切ってください。
指標の位置は斜めの位置です。確認してください。

アダプターのロックを押し上げて、ネジで止めてください。

※注意1
ここで問題です。
これでMマウントになりましたが、これではセット出来ません。
後ろ玉が横長の形になっており、このままバヨネットに合わせて斜めに差し込もうしても、
後ろ玉がシャッターの構造の長方形の縁に当たってしまいマウントには入りません。



上記のこのレンズ固有の装着方法は、後玉部を回転させない様にマウントにセットするための仕組みでした。
ですので、アダプターをあらかじめカメラに装着して、あとからレンズを装着する必要があります。
※注意2
さらに危険なのは外す時です。
うっかり、カメラのバヨネットやMマウントのバヨネットで回転させてしまうと、カメラ内部に当てて捻ってしまうため、カメラを壊すかもしれません。
外すときは後玉が見えて無いだけに、うっかりやってしまいそうで怖いです。
ヘリコイド付きアダプターを伸ばした状態で着脱すればカワせる可能性もあるかもしれませんがなんとも言えません。
※注意3
さらに危険な致命的問題があります。
後ろ玉の出方が尋常じゃありません。

Mマウントから後玉のガードまで22ミリほどあります。
手持ちのα7IIでは、シャッターに当たりました。
フィルムカメラとデジタルでは、シャッターの位置が違います。
どの機種がどんな位置にシャッターがあるのか、微妙な距離はわからないのです。
手持ちのカメラで試したところ、
fpは論外でだめです。マウントとセンサーの間にフィルターが入っております。
NIKON Z50IIは、APS-Cの枠に入らずだめでした。
LUMIX S1はマウントに収まりましたがシャッターに当たります。
ライカMモノクローム246
Mマウントで回転してセット出来ましたが、怖くてシャッターを切れません。

まだオーダーを頂いたお客さんにまだ渡してないのですが、シャッターが切れるカメラは限られると思います。


NIKKOR-O 2.1cm f4対応のご注文の場合はそう書き添えてください。
作成あとがき
お客さんのご依頼でNIKKOR-O 2.1cm f4にチャレンジしました。
貴重なレンズをお預けいただきありがとうございました。



僕も元々ニコンFマウントのマニュアルレンズが大好きで、NIKKOR-O 2.1cm f4は昔から気になるレンズでした。雑誌でしか見たことがなく、当時は写真家さんの作品をみて憧れてました。
お借りした現物を見てみると思っていたよりずっと小振りなレンズでした。
初期オートニッコール用のアダプターは以前から作っておりました。
マウントアダプターのリングを回して締め付けてロックする方式で作っていました。
普段のアダプター作りでは、横から杭を打ち込むスタイルでロック作っていたのですが、
絞りリングの被さりが深い初期オートニッコールレンズでは、真横からアプローチが出来ないので、リングで回して固定する方式に作ってましたが、今回21ミリ対応には向いていないので、作り直しました。

↑以前までのバージョン。
今回、そのアダプターで21ミリで入らないとの事でレンズをお預かりしたのですが、
手に取ると普通のFマウントとは全然違うので驚きました。
マウント内にピント位置を決める留め具が付いているのです。
そう言えばニコンFのマウントの中に黒いのが付いていたなと思い出しならが現物を見てみました。
マウント内に黒い部品がありました。NIKON Fです。

ニコマートにもありました。

F3は無いです。

今までのリング式アダプターではこの決め位置が隠れてしますので装着はできません。
少し寸法をいじれば装着出来るだろうと軽く考えていたのですが、これでは作り直すしかありません。
でも、真横からのロックの杭を入れられないので、どうするか。
斜めにロックの杭を入れる。
下からロックの杭を入れる。
斜めの案で試作してみたのですが、どうもしっくりこないので没にしました。
下からロックの杭を入れる方式に決定です。
前に作ったアダプターで寸法が出来ているのその図面を直しながら作りました。
それが中々苦労しました。試作が山になってます。
これでは、一から作ったほうが早かったかも。
このレンズの複雑さにはアダプタの設計では「あれっ、あれれ?」と振り回されました。
指標の位置が斜めなのも混乱する原因でした。
普通のオートニッコールと共用で作ろうしていたのですが、
マウントのキツさ0.01みりの寸法で違うマウントになりました。
普通のレンズでセットする時の抵抗が、21ミリだと掴むところが無いので、固くて回せないのです。
21ミリは0.01緩めたアダプターです。
本来のカメラ本体では、バヨネットの裏にテンションスプリング装備されておりバヨネットを押さえています。
3Dプリンターのアダプターではテンションスプリングの代わりに、素材の弾力を利用してバヨネットのテンションを調整しています。
レンズ現物によってはキツかったり、緩めだったりもするのですが、キツくても力で回せばガタが無いので丈夫なアダプターが出来上がります。
3dCADの寸法で0.01差で共用出来なかったのはちょっと悔しい思いです。
そんな調整で試作の山が出来るのです。
出来上がりましたが、お客さんのカメラでシャッターが切れるか心配です。
どんなレンズなのかじっくり研究させていただきました。
元々ニコン好きであるので、
ニコンFマウントでありながらの複雑なリング機構はメカ的にも楽しく勉強させてただきました。







2026/4/1
お客様より無事装着されたご報告をいただきました。

↑Leica M EV1とNIKKOR-O 2.1cm f4

↑Leica M3とNIKKOR-O 2.1cm f4
ありがとうございました。
muk 小菅宗信
English Information
Special Nikon F Auto Nikkor Lens to Leica M Mount Adapter
At first glance, this may look like an ordinary Nikon F to Leica M mount adapter. However, it was specifically designed for early Auto Nikkor lenses with a deep aperture-ring skirt, which cannot be mounted on many conventional Nikon F adapters.
The adapter also has a special version for the rare NIKKOR-O 2.1cm f/4, one of Nikon's early ultra-wide-angle lenses.
The deep aperture-ring skirt of some early Auto Nikkor lenses extends farther over the camera mount than later Nikon F lenses. Because of this, a conventional adapter with a locking mechanism approaching the mount from the side cannot be used.
For this adapter, the locking mechanism was redesigned to approach the lens mount from underneath. The adapter was developed through repeated 3D-printed prototypes and careful testing with the actual lenses.
The NIKKOR-O 2.1cm f/4 required further modifications. Its mount has a unique internal positioning mechanism and an unusually deep rear element. The adapter therefore had to be redesigned so that the lens could be mounted without interfering with these parts.
The fit of the 2.1cm version was also adjusted by approximately 0.01 mm compared with the standard version. The original Nikon camera uses a spring mechanism to apply tension to the bayonet. In the 3D-printed adapter, the elasticity of the material itself is used to provide the necessary bayonet tension.
This adapter is therefore not simply a Nikon F to Leica M conversion. It is a specialized adapter designed around the mechanical characteristics of specific early Nikon lenses.
The Leica M mount is used as an intermediate mount, allowing these Nikon lenses to be used on other mirrorless cameras with an appropriate Leica M adapter.
Mount: Early Nikon F Auto Nikkor → Leica M
Special version: NIKKOR-O 2.1cm f/4
Material: ABS / metal
Manufacturing: 3D printing
Made in: Japan
Manufacturer: muk camera service
This is a made-to-order product. Because the design is optimized for specific Nikon lenses, please specify the exact lens model when ordering.
Important: The NIKKOR-O 2.1cm f/4 has an unusually deep rear element. Compatibility with a particular camera must be checked carefully before use. The lens may interfere with the shutter or internal components of some digital cameras.
muk camera service specializes in rare and unusual lens mount adapters, including adapters for historical Nikon lenses that require special mechanical consideration.
For Nikon F enthusiasts looking for an adapter for a rare or unusual Nikkor lens, please contact muk camera service.
International orders are welcome.
Online Shop
This adapter is also available through the muk3D Print Project online shop on STORES.
Please visit the shop page for the current price, availability and ordering information.
muk3D Print Project — STORES Online Shop
If you have any questions about compatibility or a rare lens mount, please contact muk camera service.
muk camera service, Japan
muk 小菅
NIKKOR-O 2.1cm f/4 → Leica M Mount Adapter
For the Nikon F-mount 21mm NIKKOR-O 2.1cm f/4
Designed specifically for the unique locking mechanism of this lens.
