muk3D FDFL M
自家製3Dプリントプロジェクト
キャノンRレンズ対応について、この記事の下の方に追記しました。
↑ソニーα7IIとキャノンFL28/3.5
↑Sony α7IIとCANON FD50/1.4
ボディ側はライカMマウントです。各種ミラーレスのMマウントアダプターと組み合わせて使用できます。
ライカMボディの距離計連動はありません。EVFでご使用ください。
↑FUJI X-T4とNFD(ニューFD)50/3.5 マクロ
↑Sigma fp と FL35/2.5
装着のコツ
FD、FL、NFDレンズは絞りを動かすために、連動レバーを抑え込む必要があります。
まずは、レンズのスピンゴットリングの赤いマークがセンター位置にあるか確かめます。
ずれている場合は直してください、定位置でロックされます。
アダプターを正面から見て、12時のあたりと2時のあたりにマークが彫ってあります。(2ミリの溝)
2時のマークにレンズの指標をあわせます。(レンズの赤いマークはリングにあり動くので、分かりづらいです。レンズの無限指標を見てください)
この時点ではハマっておりません。
そのまま、ボディ側に押し付けるように12時のマークの位置に回転させます。(この動作で、絞りの連動レバーが押し込まれます。)
12時の位置でマウントにレンズが差し込まれます。
リングを締め付ければ、装着完了です。
12時の位置で、奥までレンズが入ってないとリングが回りません。
NFDレンズの場合はリングが無いので、レンズを回します。
裏から見ると、アダプターの切込みに連動のレバーが収まっていることが確認できます。
↑FL
↑FD
こう書くとややこしいですが、慣れれば簡単です。
装着の注意事項
3Dプリンターの材質が樹脂のため、ズームや大口径レンズなどの重たいレンズの使用には、向いておりません。
肩からカメラを下げて歩くときも、レンズに手を添えてカメラに重さを掛けない事をおすすめします。
その他、FDにマウントに関するトピックを下の方に書き足します。
素材:ABS樹脂
製法:3Dプリンターでの出力(機種ZORTRAXポーランド製)
自家製3Dプリントプロジェクトとは、3Dプリンターで出力した成果物を商品とする実験的な販売です。商品はご注文を受けてからの製造となります。
素材はABSというプラスチック樹脂です。精度はそこそこ出ていますが、仕上げという意味では3Dプリンター出力の仕上がりです。プリントの向きによりきれいな面と荒れた面があります。プラモ作成など腕に自信のあるお客様は仕上げにチャレンジするのも良いかと思います。
ABS、素材に粘りがあり強度もあります。出力精度の高いZ-ABS v2という素材を使用しています。
Mマウント部分は金属のフランジをを使用しております。
金属とABS樹脂のハイブリット構造です。
大量生産の製品ではないのであまり安くは作れませんが、1個から製造することが出来るのでニッチな商品を提供することが出来ます。
写真と仕様が変わることがございます。
樹脂の部品のみ作れますので、修理の対応が出来ます。
素材の色を黒とグレーから選べます。
muk自家製です。
muk3D FDFL M
価格6000円(税込み)
送料込みです。
受注生産となります。お送りするまで少しお時間を頂きます。納期をご確認ください。
よろしくお願いいたします。
お取引はメールでのご連絡でとなります。
こちらにご連絡ください:kosuge@muk-cs.com muk 小菅
(メアドをクリックすると新規メールの作成画面が現れます。)
お取引方法の説明はこちら→お取引方法
FDマウントのトピック
FDやNFDレンズの中には、上記で説明した絞りの連動ピンをアダプターに掛けなくても、レンズ側でレバーを押し込みロック出来る物があります。
FDマウントです。
このままレバーを押し込みとロックされます。
引き戻せば通常にもどります。
FDマウントです。
レバーをロックするための機構が見えるタイプです。
NFDマウントです。
これも押し込めばロック出来ます。
FLはロック機構がありません。
FD、NFDでもロック出来ないレンズもあります。
その場合は先に説明した方法で装着できます。
装着出来ないレンズがあります。
初期のFLレンズです。
絞り連動レバーの可動域が少なく、アダプターが装着出来ません。
FLの初期、50/1.8や100/3.5で確認しております。他にもFL以前のCanonRのマウントにあるようです。
このタイプのレンズで装着出来るようにアダプターを作ると、他のレンズで、絞り連動のレバーを抑え込めず、絞りが途中までしか絞れません。一眼黎明期で仕様がそれほど固まって無いように見えます。当時のボディーでは、レバーを抑え込むレバーにスプリングが効いているのでその差は吸収出来ました。アダプターではそこまでの機構は持てません。
専用に対応したアダプタが欲しい場合は、レンズをお送りいただければ、対応版を作ります。
PELLIX専用レンズ。通常のFLレンズより後玉が出ているのが、ペリックス専用レンズです・
当時のFLマウントのボディではミラーに当たってしまうため専用となっています。
このレンズも、絞りの可動域が少ないです。また普通のミラーのボディに入らないようにマウントの位置決めのピンが長く作られております。
ペリックス専用レンズもレンズをお送りくだされば、対応したものを作れます。
それ以外の理由で装着出来ないレンズがあればなるべく対応いたします。
また、樹脂製なので、お客様が改造のため削ることが容易です。
Rマウントについて2021年11月18日追記
Rと言ってもEOS Rの事ではありません。FL以前の一眼レフRシリーズの事です。
FD/FLマウントとRマウントは似ておりますが、異なるマウントです。
写真↑は左がRマウント、右がFLマウントです。
フランジ、(スピンゴット)の部分は同じですが、ボディーと連動するレバーが違います。
FLは絞り込みのレバーが一つですが、
Rは絞り込みとトリガーレバーがあります。絞り込みレバーは作動の方向がFD/FLと逆のため、カメラボディ的には互換はないようですが、レバーがぶつからないアダプターでは、はめ込むことができます。
お客さんのご依頼で、Rマウントに対応したmuk3D FDFL Mを作りました。
(お借りしたレンズを写真に使わせていただきました。ありがとうございます。)
お借りしたRマウントのレンズですが、プリセット絞り式のオート絞りと一眼レフ黎明期の仕様と言った感じです。
マウントアダプターで絞り込みレバーを押さえなくても、手前のプリセットリングだけで操作すればレンズの絞りは動きます。
muk3D FDFL Mでは、トリガーのレバーが当たって奥まではまらないので、アダプターに逃がす溝を作りました。
これで、FD/FLと共用できるように仕上がりました。
FD/FL用とR用とレバーをはめ込む溝が2か所あるので、見た目ややこしい感じです。
Rマウント対応は指定があった時のみの対応いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
muk 小菅宗信
自家製3Dプリントプロジェクト
ライカMマウントに、キャノンのFD,FL,NFDマウントのレンズを装着するアダプター FL58mmf1.2対応
キャノンRレンズ対応について、この記事の下の方に追記しました。
↑ソニーα7IIとキャノンFL28/3.5
↑Sony α7IIとCANON FD50/1.4
ボディ側はライカMマウントです。各種ミラーレスのMマウントアダプターと組み合わせて使用できます。
ライカMボディの距離計連動はありません。EVFでご使用ください。
↑FUJI X-T4とNFD(ニューFD)50/3.5 マクロ
↑Sigma fp と FL35/2.5
装着のコツ
FD、FL、NFDレンズは絞りを動かすために、連動レバーを抑え込む必要があります。
まずは、レンズのスピンゴットリングの赤いマークがセンター位置にあるか確かめます。
ずれている場合は直してください、定位置でロックされます。
アダプターを正面から見て、12時のあたりと2時のあたりにマークが彫ってあります。(2ミリの溝)
2時のマークにレンズの指標をあわせます。(レンズの赤いマークはリングにあり動くので、分かりづらいです。レンズの無限指標を見てください)
この時点ではハマっておりません。
そのまま、ボディ側に押し付けるように12時のマークの位置に回転させます。(この動作で、絞りの連動レバーが押し込まれます。)
12時の位置でマウントにレンズが差し込まれます。
リングを締め付ければ、装着完了です。
12時の位置で、奥までレンズが入ってないとリングが回りません。
NFDレンズの場合はリングが無いので、レンズを回します。
裏から見ると、アダプターの切込みに連動のレバーが収まっていることが確認できます。
↑FL
↑FD
こう書くとややこしいですが、慣れれば簡単です。
装着の注意事項
3Dプリンターの材質が樹脂のため、ズームや大口径レンズなどの重たいレンズの使用には、向いておりません。
肩からカメラを下げて歩くときも、レンズに手を添えてカメラに重さを掛けない事をおすすめします。
その他、FDにマウントに関するトピックを下の方に書き足します。
素材:ABS樹脂
製法:3Dプリンターでの出力(機種ZORTRAXポーランド製)
自家製3Dプリントプロジェクトとは、3Dプリンターで出力した成果物を商品とする実験的な販売です。商品はご注文を受けてからの製造となります。
素材はABSというプラスチック樹脂です。精度はそこそこ出ていますが、仕上げという意味では3Dプリンター出力の仕上がりです。プリントの向きによりきれいな面と荒れた面があります。プラモ作成など腕に自信のあるお客様は仕上げにチャレンジするのも良いかと思います。
ABS、素材に粘りがあり強度もあります。出力精度の高いZ-ABS v2という素材を使用しています。
Mマウント部分は金属のフランジをを使用しております。
金属とABS樹脂のハイブリット構造です。
大量生産の製品ではないのであまり安くは作れませんが、1個から製造することが出来るのでニッチな商品を提供することが出来ます。
写真と仕様が変わることがございます。
樹脂の部品のみ作れますので、修理の対応が出来ます。
素材の色を黒とグレーから選べます。
muk自家製です。
muk3D FDFL M
価格6000円(税込み)
送料込みです。
受注生産となります。お送りするまで少しお時間を頂きます。納期をご確認ください。
よろしくお願いいたします。
お取引はメールでのご連絡でとなります。
こちらにご連絡ください:kosuge@muk-cs.com muk 小菅
(メアドをクリックすると新規メールの作成画面が現れます。)
お取引方法の説明はこちら→お取引方法
FDマウントのトピック
FDやNFDレンズの中には、上記で説明した絞りの連動ピンをアダプターに掛けなくても、レンズ側でレバーを押し込みロック出来る物があります。
FDマウントです。
このままレバーを押し込みとロックされます。
引き戻せば通常にもどります。
FDマウントです。
レバーをロックするための機構が見えるタイプです。
NFDマウントです。
これも押し込めばロック出来ます。
FLはロック機構がありません。
FD、NFDでもロック出来ないレンズもあります。
その場合は先に説明した方法で装着できます。
装着出来ないレンズがあります。
初期のFLレンズです。
絞り連動レバーの可動域が少なく、アダプターが装着出来ません。
FLの初期、50/1.8や100/3.5で確認しております。他にもFL以前のCanonRのマウントにあるようです。
このタイプのレンズで装着出来るようにアダプターを作ると、他のレンズで、絞り連動のレバーを抑え込めず、絞りが途中までしか絞れません。一眼黎明期で仕様がそれほど固まって無いように見えます。当時のボディーでは、レバーを抑え込むレバーにスプリングが効いているのでその差は吸収出来ました。アダプターではそこまでの機構は持てません。
専用に対応したアダプタが欲しい場合は、レンズをお送りいただければ、対応版を作ります。
PELLIX専用レンズ。通常のFLレンズより後玉が出ているのが、ペリックス専用レンズです・
当時のFLマウントのボディではミラーに当たってしまうため専用となっています。
このレンズも、絞りの可動域が少ないです。また普通のミラーのボディに入らないようにマウントの位置決めのピンが長く作られております。
ペリックス専用レンズもレンズをお送りくだされば、対応したものを作れます。
それ以外の理由で装着出来ないレンズがあればなるべく対応いたします。
また、樹脂製なので、お客様が改造のため削ることが容易です。
Rマウントについて2021年11月18日追記
Rと言ってもEOS Rの事ではありません。FL以前の一眼レフRシリーズの事です。
FD/FLマウントとRマウントは似ておりますが、異なるマウントです。
写真↑は左がRマウント、右がFLマウントです。
フランジ、(スピンゴット)の部分は同じですが、ボディーと連動するレバーが違います。
FLは絞り込みのレバーが一つですが、
Rは絞り込みとトリガーレバーがあります。絞り込みレバーは作動の方向がFD/FLと逆のため、カメラボディ的には互換はないようですが、レバーがぶつからないアダプターでは、はめ込むことができます。
お客さんのご依頼で、Rマウントに対応したmuk3D FDFL Mを作りました。
(お借りしたレンズを写真に使わせていただきました。ありがとうございます。)
お借りしたRマウントのレンズですが、プリセット絞り式のオート絞りと一眼レフ黎明期の仕様と言った感じです。
マウントアダプターで絞り込みレバーを押さえなくても、手前のプリセットリングだけで操作すればレンズの絞りは動きます。
muk3D FDFL Mでは、トリガーのレバーが当たって奥まではまらないので、アダプターに逃がす溝を作りました。
これで、FD/FLと共用できるように仕上がりました。
FD/FL用とR用とレバーをはめ込む溝が2か所あるので、見た目ややこしい感じです。
Rマウント対応は指定があった時のみの対応いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
muk 小菅宗信