ご来店のお客様よりご相談を受けました。

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↑写真はE-P1+ライカLマウントアダプタ+Leitz Elmar 5cm f3.5です。

M4/3、NEXのライカM39アダプタのことです。
エルマーやインダスターなどで、無限ロックのプッシュが降りる隙間がなく解除できないと、ご相談を受けました。
メールでのお問い合わせでは、分解出来ることと簡単に削れる事を説明しておりましたが、今回mukカメラサービス横浜関内で改造を引き受けさせて頂きました。せっかくなので、記事に致します。

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↑スクリューマウント部分の縁に段差が少なく、 ELMARのロックピンが降りません。

スクリューマウントの部分は、アダプタ胴体の三本のイモネジを緩める事によって外れます。

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↑外したマウント胴体の部分で、ピントレバーの無限位置のあたりを削ります。
(お手持ちのレンズで無限指標がアダプタの真上に来るように調整してください)

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↑他のレンズを付けたときの事もあるので、少し余裕を持って削り塗装しました。

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↑ロックピンを押し込んだ時の逃げが出来ました。

2ピース構造のアダプタは色々改造出来ます。
お試しください。また、何かありましたらご相談ください。


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↑写真はE-P1+ライカLマウントアダプタ+Leitz Elmar 5cm f3.5です。


muk 小菅宗信