PEN-EFアダプタでペンタックスK対応させる為の改造方です。
多数アイディアを頂きましてありがとうございました。
今回一番スムーズな方法をご紹介させていただきます。
すばらしい対応策をありがとうございます。
写真と詳しい文章で教えていただきました。
早速、教わったとおり改造してみました。
まずは、お客様の原文を失礼いたします。
---------以下囲み原文--------------------------------
1、レンズ側の絞りレバーの当りの回避
「m.u.k EOS-penF」のロゴの180°反対側(アダプタをレンズ側から見て下)の2段目の内面を、
幅1mm〜1.5mm、深さ2.3mm、長さ13mmほど削る。
最も重要なのはこの部分で、レンズをセットした時に絞りレバーが動く範囲はこの程度のようです。
幅が1mm〜1.5mmとなっているのは、絞りを開放値に近づけると、レバーが外側に向かうためです。
アダプタをレンズ側から見て、右に行くにつれ幅を広くします。
この加工では、レンズを取り付ける際には、最小絞りにしておかないとレンズが入りません。
さらに右方向に、ノッチの下のネジ辺りまで削っていけば、開放のままでも入ると思います。
2、PKアダプタのEOSマウントとのノッチ穴の加工
EOSマウントの方は正規位置のままですので、
PKアダプタにノッチ用の穴を開けるだけでお互いのマウントをロックすることができます。
正規位置よりも1/3ほど反時計回りになりますので、PKアダプタは元の穴よりも時計方向に1/3ほど
ずらした位置(4時位置)に、2.3mmの穴を開けました。
今回は、EOSマウントをはずしてPKアダプタに付けてしまい、
EOSマウントにあるノッチ用の穴に沿って、2.2mmの下穴を開け、最後に2.3mmのドリルで仕上げました。
これで、手持ちのペンタックスのMレンズは全て開放から使え、レンズもロックできるようになりました。
M-28mmf2.8、M-40〜80mmf2.8〜4、M-100mmf2.8、M-200mmf4、M-80〜200mmf4.5で試しました。
DAレンズ(18〜55mmf3.5〜5.6)も付きましたが、最小絞りになってしまいます。
この方法ですと、EOS-penFのアダプタの位置の変更はありませんので、
他のEOSレンズやEOSアダプタを介したレンズを使用する際も支障がないと思います。
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とてもわかりやすいです。ありがとうございます。
↑ここが、PENF-EFアダプタ側のあたる場所です。
↑こちらが、PKレンズ側の当たる場所です。
↑本来の装着時の合わせ位置と改造後の合わせ位置。
↑EOSマウント側のピンの位置に2.3mmのドリルで穴をあけます。
ポンチを打ちましたが位置決めがとっても難しいです。
私は少しズレて、しまいました。無理やり合わせたので少し穴が大きいです。
↑PENF-EF マウント内部にレンズ絞りレバーが当たります。
↑リューターで削ります。
あまりきれいに削れません。道具が必要でしょうか。
↑タッチペンつや消し黒で削った後を塗装します。
↑EOS-ペンタックスKアダプタにも合わせ位置にマークを入れます。
↑出来上がりです。指標の位置はほぼ真横になります。
これでペンタックスKレンズが使えます。
ありがとうございます。
またまたメールを頂きました。
まだ続きがあるのです。
絞り環のないDAレンズの絞りを動かします。
以下原文を失礼いたします。
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DA18-55mm f3.5-5.6しか手元にありませんので、それしか試していませんが、
添付する写真のようなパーツを取付けることで、絞りを動かすことができます。
DAレンズでは、絞りレバーはFA以前のレンズより内側で作動しているようで、
マウントアダプタの内側を加工しなくても、前回お知らせした方法(1/3程度、反時計回りで入れる)
で接合できます。
写真のパーツを取付けることで、PKアダプタとEOSアダプタの接合時に、絞りレバーを押すことができます。
完全に接合した時(回しきったとき)に、開放になるように調整しました。
PKアダプタとEOSアダプタのロックが利きませんので、絞りを絞ると脱落の可能性がありますが、
この辺は、PKアダプタのロック穴の加工で対応できそうです。
これで、DA15mmLimitやDA14mmがPEN-FTで使えたら、面白そうです。
なお、FA31mm、43mm、77mmのリミテッドでは、絞りレバーが当るため、
以前の加工方法(接触部分の切削)しかないようです。
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お写真も掲載させていただきます。
ロックの穴の位置で絞りを変えるとはすばらしいアイデアですね。
脱帽でございます。
追記、
更に改造情報をいただきました。
以下原文を失礼いたします。
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DAレンズである程度絞りが操作でき、レンズの脱落が起きないように、
PKアダプタにロック用の穴を加工してみました。
加工と言っても単純なもので、ロック用の穴を2箇所あけただけです。
1箇所は開放絞りの状態でロックするための穴、
もう一つは、最小絞りの状態でロックするための穴です。
開放状態でロックする穴と最小絞り状態でロックする穴の間隔は、
中心間の直線で7mm強です。(7.1mm程度)
開放状態の穴の位置が決まれば簡単に加工できると思います。
加工方法は、EOS→PenFブリッジのEOSマウントをはずしてしまい、
マウント部分とPKアダプタと連結して、裏側からノッチの穴を通して穴あけをすると楽です。
ピンバイスを使って2.2mmの下穴を手作業で開けておき、EOSマウントをはずしてから2.3mmに広げます。
今回は貫通させずに、1mm程度の深さで止めてみました。
仕上げに、2mmのハイスビット(リューター用)をピンバイスに付けて手作業で穴底を平らにしました。
写真を添付します。
左側の穴が開放絞りでの状態でロックする穴、
右側が最小絞りでロックする穴です。
脱落防止のためには、最小絞りでロックする穴が大切ですので、
こちらの穴はしっかりとピンが入るようにしたほうが良いと思います。
逆に、開放絞りでのロック穴は不要かもしれません。
さらに、この二つの穴の間にクリック程度の浅い穴をいくつか開ければ、
中間絞りも使いやすくなるかもしれません。
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わくわくします。
ありがとうございました。