物売り掲示板>MC PELENG FISHEYE 8mm F3.5

robomaruのペレングに初挑戦の記

どうもrobomaruです。

普段私はあんまり書かないのですが、お客さんに「あんたも書きなさい!」と背中を押されたので書いてみます。

てなことでペレングのレビューです。

撮影機材はD100です。
普段オークション撮影用に簡易スタジオの前で三脚に固定しっぱなしなD100 なのですが、久しぶりの外出です。
ペレングはM42、ニコンF、EOSと対応しており、M42では出番の少ないニコンでも使えるのが結構うれしいです。

私は25mmより広いレンズはのぞいた事がありませんでした。
魚眼レンズって、色物的なここで一発飛び道具みたいなあまり使い込む様なレンズではないと思い込んでいた訳なのですが、お客さんの注文もありwebで調べてみると・・・出るわ出るわ楽しそうな先人たちのコンテンツが・・・はまってしまいました。
自分も欲しい!現在手持ちのカメラ機材を減らして少ないもので集中しようと、レンズやカメラを売り払っているところでした。レンズを増やすなど考えてもいなかったのですが、注文分のついでに自分のも取寄せました。そのついでに物売掲示板の分も少しいれました。

という事で初撮影の様子を日記風にドキュメンタリーです。(作例と言えるほどうまい写真がとれないもので・・・言い訳です)
地元横浜観光案内的?スナップです。

お客さんの荷物をいつもの郵便局で出荷し、夕方の暗くなるまでの少しの時間ですが、撮影開始です。

覗いてみまず「ひえー」何をとればいいんだろう、不安がよぎります。

魚眼レンズですがフィルムより小さいCCDですので丸ではなく四隅がケラれたかんじです。
プリセットリング式ですがF8にセットしました。ピンとは開放でもリングを回してもわけが分かりません。絞ってるし適当なところで固定です。
D100は露出優先もきかないので、マニュアル撮影です。露出計も持ってこなかったので、まずは勘で。モニターの白とび警告を見ながらアタリをつけます。こんなもんでしょう・・・いえいえ少し暗かったですね。もう少しレンジが広いといいんですけどCCD。
ペレングが前玉がでっぱっていて怖い怖いで、さらにD100にストラップ付いてなかったので怖い怖いです。

横浜中華街のそば、元町とみなとみらいの間にある港郵便局です。

何をとっているのかつかめません。うわぁー


どうせ縮小しちゃうし解像度とか画素数とかあまり気にしないので低画質でぱちぱち行きます。
のちに出てくるゴーストとかも気にしません。四隅ないし。
しかしどうすりゃいいんだこのレンズ!と悩んでおります。


ファインダー覗くと対象物が遠くてとまどいます。
この建物は開港記念会館、通称ジャックと呼ばれております。

横浜には、ジャックのほかにキングとクイーンがあります。その昔、外国船が港に入ってくる時に船員たちがトランプに見立てて名づけたそうです。今ではウォーターフロントにビルディングの壁ができ、とっても海からは見えそうもありません。


いつもの調子で玄関の上のガラスに寄りたかったのですが、手が届きません。
時計台が特長なのに逃げてしまいます。
毎月15日は建物内が見学できるように開放されています。ちなみに時計台には昇れません。


ふつーのアプローチで寄ってみてもなんだかなー


手前に対象を置いても・・・なんか難しいです。
私はローアマチュア代表です。ご勘弁を。


とりあえずあおってみました。
向こうに見えるのが神奈川県庁、通称キングです。



狭い道・・・


こいのぼりも・・・
わけが分からないまま撮り続けております。

道を斜めに入れても・・なんだか。角もなんだか。

これクイーン・・・横浜税関です。


海に寄っても足元まで写ってるし
寄っても寄っても遠いレンズです。


覗きながらバスに寄ると危険です。


赤レンガ倉庫 とりあえず広いところで大きい物を撮りながら実験しています。
どっち向いても日が入り込みます。
子供のころからの遊び場でした。こんなにきれいに整備される前から映画やドラマのロケなどに使われており、
草刈正雄の撮影を見たことがあります。


形あるものの形がなくなります。


直線が脇に入るとグワーとひずみます。


とりあえず地面であおったところ。


水平線、平行な護岸がグワ。

海面をあおると、ちきゅう。


地面もあおると、足写ってんじゃん。


恋人もひずむ公園


歩いて近寄っても覗くと遠いのです。建物が逃げてくみたい。


建物の角もこれでは・・・こどもが。


角より面がおもしろい。カメラ構えて首の角度を変えてくとグゥワーっと。
はたから見たら変な風に首をグゥワーっとねじってるカメラマン。


真ん中に小さい対象はつまんない。


地球地球

うまく選べばひずみも目立たない

ひと昔前は、どんな時間帯にも釣りをしているおじさんたちが沢山いたのですが最近は見かけません。
みんな何処へ行ってしまったのでしょうか。


これが↓

逆にあおるとこんなです。


言葉を失う。


この辺になってくるとファインダーが四角でなく丸にみえてきます。


場所をかえます。左が筋肉シアター。


脇に近い対象を置く


これがクイーン。奥にキングの2ショット。
色白でほんとにクイーンって感じの建物です。夜はライトアップされます。


街燈を利用すれば・・


街燈は脇ぎりぎりに。

最近では、偽クイーンが建ったり、時計台の横に高いマンション建ったり・・・
少しは町並みを気にしてよ横浜市。


あおるのもほどほどに。


真ん中に直線


この建物を撮りたいと思うと逃げられる。難しい。


よく撮るお気に入りの路地。路地も逃げる。


大桟橋。看板の説明と対象をいっぺんに狙った。X

変わった形の物は普通のレンズて撮ったほうがいい。



説明と対象の一石二鳥にこだわる。



90度の角も寄るとこんな、自販機写らない。



ふね



桟橋


ペレングと似てる物体を発見 結構寄ってます。


レンズの先端から10センチくらいまで寄っている。ごたいめーんて感じです。


また似てるのがいた。



変なBMWが停まってた。マークが・・・



暗いか



狭いところも飛び込んでいけばよし。暗いところは暗い。






そろそろ帰り道

人もぐにゃっと


またペレング状のもの発見。


みなとみらい線日本大通り駅前。

あかいくつバス。観光スポット回ってます。

もう一回ジャックにチャレンジ



暗いよこれ




思いきって上向く


これほとんど真上むいてる


柱に擦り寄って真上を撮る。はたから見たらほとんど変態か。



魚眼のスナップは真上をとる・・・か




官庁街をぬけて関内の飲み屋街


上向いてればみんなとれてる


空をねじる



だんだんと乗ってきましたが、もう暗いのでおしまい。




最初はどうしようかと思ったのですが、途中から楽しくなって夢中でした。
もっと色々試したかったのですが、慣れるのに時間が必要でした。
こりゃおもしろいのでしばらく撮り歩きます。
私の写真はこんなもんですが、皆さんはこのレンズでどんな写真を撮るのでしょうか。

注文を頂いたお客さんとも撮影会やろうなんて盛り上ってます。みなとみらい周辺でよければ案内します。

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ペレングの説明を少し
MC PELENG FISHEYE 8mm F3.5

ペレングは、レンズ側のマウントを交換することによってM42とニコンFマウントに対応します。
更にM42-EOSアダプタを使えばEOSにも対応します。



これはニコンFマウントが付いてます。ネジ3本外してM42のマウントに交換できます。簡単です。


これM42。


更にEOS。



レンズの後側はフィルターになっております。



ニコンマウントの注意点


F3のマウント

↑はニコンF3のマウントです。
ニコンは機種によっては外れなくなるといううわさがあります。
私が思いつくのはF4↓です。


F4のマウント

レンズロックピンの横に小さいピンが一つでています。
押せば当然へこみますが、ボタンを押しても引っ込みません。


ペレングや他のロシアニコンマウントのレンズは逆方向にもまわります。

取り付けたペレングを外そうとして、もし逆に回してしまったら、レンズのロックピンが入る溝に横の小さいピンが入ってしまい
レンズが外せなくなってしまうかもしれません。
逆に回さなければよいのですが、ニコンはEOSと逆なので両方使ってると混乱して逆に回してしまう事はありがちです。
私が現在持っているニコンボディはF4、F3、F、D100ですが、このようなピンが出ているのはF4だけです。
お手持ちのマウントを見て気をつけて使用してください。

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